保険治療を続けても改善が難しかったニキビが、イソトレチノインで改善した症例をご紹介します
今回は、保険治療を続けてもなかなか改善しなかったニキビに対し、イソトレチノイン内服によって改善を認めた症例をご紹介します。
患者様は10代の女性です。
これまで皮膚科で約半年間、保険診療による内服薬や外用薬の治療を継続されていました。
全く効果がなかったわけではありませんが、ニキビが良くなったと思うと再び悪化し、改善と増悪を繰り返している状態だったそうです。

当院での治療経過
当院受診後は、まずピーリング治療を行いました。
ピーリングによって肌状態の改善はみられたものの、新しいニキビができ続けており、根本的なコントロールには至りませんでした。
そこで患者様と相談のうえ、イソトレチノイン内服を開始しました。
イソトレチノインは皮脂分泌を抑えることで、ニキビの原因にアプローチする治療です。
内服開始後は、一時的にニキビが悪化する「初期増悪」がみられました。
今回の患者様も約2か月間はニキビが増えたように感じられましたが、その後徐々に炎症性ニキビが減少し、新しいニキビもできにくくなりました。
現在では肌状態も安定し、患者様にもご満足いただいています。
イソトレチノインはどんな方におすすめ?
イソトレチノインは、
- 保険治療を続けても改善が乏しい方
- ニキビを繰り返してしまう方
- 中等症~重症のニキビの方
- ニキビ跡を残したくない方
などに検討される治療です。
ニキビは炎症を繰り返すほど、色素沈着やクレーターなどのニキビ跡が残りやすくなります。
そのため、「そのうち治るだろう」と様子を見るだけではなく、適切なタイミングで治療方針を見直すことも大切です。
イソトレチノイン治療の注意点
イソトレチノインは高い効果が期待できる一方で、副作用にも注意が必要なお薬です。
代表的な副作用として、
- 唇や肌の乾燥
- 肝機能異常
- 脂質異常
- 妊娠中の服用ができない
などがあります。
そのため当院では、定期的な採血検査を行いながら、安全に配慮して治療を進めています。
詳しい治療内容についてはコチラのブログをごらんください。
まとめ
保険治療を続けても改善と悪化を繰り返しているニキビは、治療方法を見直すことで改善できる場合があります。
「保険治療だけではなかなか良くならない」
「何年もニキビに悩んでいる」
「ニキビ跡を残したくない」
そのような方は、お気軽にご相談ください。