
「せっかくシミ取りレーザーを受けたのに、またシミが出てきた気がする…」
シミ取り後の患者様から、このようなご相談をいただくことがあります。
実は、シミ取り後に見える色素がすべて「再発」しているわけではありません。シミの種類や治療後の経過によって、いくつかの原因が考えられます。
今回は、シミ取り後に再びシミが現れたように見える理由について解説します。
本当に再発しているとは限りません
レーザー治療後に色が戻ったように見える場合、主に以下の3つが考えられます。
① 炎症後色素沈着(PIH)
最も多い原因のひとつです。
レーザー照射後の肌は一時的に炎症を起こしており、その影響でメラニンが増えて色素沈着が生じることがあります。
特に日本人の肌は色素沈着を起こしやすいため、治療後1~3か月頃にシミが戻ったように見えることがあります。
しかし、多くの場合は時間の経過とともに徐々に薄くなります。
② 取り切れなかった色素が残っていた
シミの深さや種類によっては、1回の治療で完全に取り切れないことがあります。
特に濃いシミや長年存在していたシミでは、表面の色素が取れた後に深部の色素が見えてくることがあります。
この場合は追加治療をご提案することがあります。
③ 新しいシミができた
治療したシミとは別の場所に、新たなシミができているケースもあります。
紫外線や加齢、摩擦などによってメラニンは日々作られています。
そのため、シミ取り後も紫外線対策やスキンケアを継続することが大切です。
再発を防ぐために大切なこと
シミ取り後の肌は非常にデリケートな状態です。
以下のケアを心がけましょう。
- 日焼け止めを毎日使用する
- 帽子や日傘で紫外線対策を行う
- 肌をこすらない
- 保湿をしっかり行う
- 医師の指示に従い外用薬を使用する
特に紫外線対策は、治療後の経過を左右する重要なポイントです。
当院のシミ治療
当院では、お肌の状態を診察したうえでシミの種類を見極め、一人ひとりに適した治療をご提案しています。
また、レーザー照射後も経過を確認しながら必要に応じて外用治療やスキンケアのご提案を行っています。
「シミが再発したかもしれない」
「治療後の経過が心配」
という方も、お気軽にご相談ください。
まとめ
シミ取り後に色が戻ったように見えても、必ずしもシミの再発とは限りません。
炎症後色素沈着や残存色素、新たなシミの発生など、さまざまな原因が考えられます。
自己判断せず、気になる場合は診察を受けることをおすすめします。
シミ治療は「取って終わり」ではなく、その後のケアも大切です。適切なアフターケアを行いながら、きれいなお肌を目指していきましょう。