ニキビ治療、まずは保険診療から。自費診療との違いを知っていますか?|カメリア美容皮ふ科|岐阜市東中島の美容皮膚科

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ニキビ治療、まずは保険診療から。自費診療との違いを知っていますか?

「うちの子、最近ニキビがひどくて…」
そんなご相談を、日々たくさんいただきます。

私たち美容皮膚科では、大人の方はもちろん、
10代のお子様のニキビ治療のご相談も増えてきました。
ただし、当院では【自費診療のみ】のご案内となるため、
全ての方に「今すぐ自費診療を始めましょう」とはお伝えしていません。

今回は、ニキビ治療における保険診療と自費診療の違いについて、
特にお子様の治療を考えている保護者の方に向けて、わかりやすくご紹介します。

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ニキビは皮膚の「病気」。まずは病院へ

ニキビは見た目の悩みというだけでなく、
「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という皮膚疾患です。
そのため、病院(皮膚科)での治療が保険適用で受けられる疾患でもあります。


自己流で市販薬やスキンケアを続けていると、
赤みや炎症が悪化したり、ニキビ跡が残ってしまうこともあります。
だからこそ、早めに皮膚科に相談することが大切なんです。

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保険診療の特徴とは?

保険診療は、健康保険が適用されるため、自己負担が少なく、続けやすい治療です。

保険診療で処方される主なお薬には以下のようなものがあります:
 • 外用薬:ディフェリンゲル、ベピオゲル、エピデュオなど
 • 内服薬:抗生物質(ミノマイシン、ルリッドなど)



これらは、炎症を抑えたり、毛穴の詰まりを改善する効果が期待できます。

ただし、保険診療では治療法や処方薬の選択肢に限りがあることも事実です。
また、混雑するクリニックでは診察時間が短く、
十分な相談ができないと感じる方もいるかもしれません。

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自費診療は「美容医療」の視点からアプローチ

一方で、自費診療では保険では使えない美容医療のアプローチが可能になります。
 • ケミカルピーリングや光治療(フォトフェイシャル、レーザー)
 • ビタミンCやトラネキサム酸などの高濃度成分導入
 • ホームケア製品のご提案(ドクターズコスメなど)


これらは、炎症ニキビだけでなく、
「ニキビ跡」「毛穴の開き」「皮脂バランスの乱れ」といった
肌質全体へのアプローチが可能になります。

また、当院のような完全予約制のクリニックでは、
お一人おひとりにじっくり時間をかけたカウンセリングが可能です。
プライベート空間で安心してご相談いただける点も、自費診療の大きな魅力です。

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当院のスタンス ~まずは保険診療をおすすめしています~

当院は「美容皮膚科」として、自費診療のみでニキビ治療を行っています。
しかし、初期のニキビやお子様の治療に関しては、
まず保険診療から始めることをおすすめしています。

理由はとてもシンプルで、保険治療で十分に改善できる方が多いからです。
まずは皮膚科での保険診療で治療をスタートし、どうしても改善が難しい場合や、
ニキビ跡・肌質改善まで希望される場合に、
自費診療を選択肢としてご検討いただければと思っています。

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まとめ

お子様のニキビが気になったら、まずは皮膚科での受診を。
保険診療でも、きちんと通院し、適切なスキンケアをすれば多くの方が改善できます。

そのうえで「もう少し深く肌を整えたい」「ニキビ跡まできれいにしたい」と思ったときは、
美容皮膚科の自費診療という選択肢があります。

私たちは、お子様の肌と未来を守るために、正しいステップを大切にしたいと考えています。
もし自費診療についてのご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね