【赤ら顔に悩む方へ】
タイプ別のおすすめ成分とスキンケアの注意点
赤ら顔とひとことで言っても、実は原因や肌の状態によってタイプが異なります。間違ったケアをしてしまうと、赤みが悪化してしまうことも…。
今回は、赤ら顔の「タイプ別」におすすめの成分と、スキンケアのポイント、併用時の注意点をわかりやすくご紹介します。
◆ 赤ら顔の主な4タイプ
① 乾燥・バリア機能低下タイプ
特徴: 肌がカサカサし、赤みと一緒にかゆみやピリつきを感じやすい
原因: 外的刺激・加齢・過度な洗顔などでバリア機能が低下
おすすめ成分:
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セラミド(特にヒト型):バリアを整える
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パンテノール:肌荒れを修復
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グリチルリチン酸2K:炎症を鎮める
スキンケアのコツ:
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泡洗顔&こすらないケア
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保湿は「重ねて」しっかり
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紫外線や花粉など外的刺激から守ることも大切
② 敏感肌・アレルギー反応タイプ
特徴: 特定の化粧品や気候変化で赤くなる。ヒリつきが出やすい
原因: 肌の免疫バランスの乱れ・刺激への過剰反応
おすすめ成分:
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アラントイン:抗刺激・修復サポート
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カモミールエキスやツボクサエキス(CICA):抗炎症&鎮静
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パンテノール・グリチルリチン酸2K:炎症をやわらげる
スキンケアのコツ:
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新しい化粧品は必ずパッチテスト
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香料・アルコールフリーの製品を選ぶ
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肌の調子が悪いときは「何もしすぎない」ことも大切
③ 酒さ・血管拡張タイプ
特徴: 頬や鼻周りが常に赤く、毛細血管が透けて見えることも
原因: 毛細血管の慢性的な拡張。気温差やアルコール、ストレスなどが悪化要因
おすすめ成分:
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アゼライン酸:赤み・毛穴・酒さ対策
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ナイアシンアミド:バリア改善&炎症軽減
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CICA・トラネキサム酸:赤み抑制・美白との相性も◎
注意点:
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温冷刺激・熱いお湯・サウナなどは避けましょう
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ビタミンCやレチノールは低濃度から慎重に
④ ニキビ・炎症タイプ
特徴: 赤ニキビやニキビ跡の赤みが残っている
原因: 皮脂分泌と炎症、治りきらない色素沈着
おすすめ成分:
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アゼライン酸:ニキビ&赤み改善
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ナイアシンアミド:皮脂コントロール&美白効果
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グリチルリチン酸2K・サリチル酸(低濃度):炎症をおさえる
注意点:
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ピーリングやスクラブは肌を傷めやすく注意
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赤みが強いときは刺激の少ない保湿を重視
どのコスメにこれらの成分が入っているか、
当院取り扱いコスメでご案内させていただきます。
コスメのご相談は、コスメカウンセリングから。

※医師の診察が必要なコスメの購入には、別途診察料が必要です。
また、コスメ以外にも日頃の生活でも赤ら顔の方は注意が必要です。
◆ 赤ら顔の方が避けたいスキンケア習慣
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ごしごし洗顔、熱いお湯の使用
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アルコール・香料入りの刺激性の高い化粧品
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紫外線ケアを怠る
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成分表示を確認せずに新製品を使用する
◆ クリニックでの治療も活用
赤ら顔のタイプによっては、市販のスキンケアだけでは改善が難しいこともあります。
当院では、医師による診察のもと、状態に合わせた治療のご提案が可能です。
スキンケアのアドバイスや商品選びのサポートも行っていますので、お気軽にご相談ください。